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水中戦に備えて? 中国がインド洋一帯の地図を作成している —— 最新報告 [中国]

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水中戦に備えて? 中国がインド洋一帯の地図を作成している —— 最新報告

中国

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中国の潜水艦

MARK SCHIEFELBEIN

中国がインド洋で水中測量を実施しているという。
水中戦を計画するためかもしれないと戦略国際問題研究所(CSIS)は指摘している。
中国はアジア太平洋地域で軍事力を拡大しようとしている。

"民間の調査"という名目で、中国がインド洋一帯の地図を作成している —— これは潜水艦を使った水中戦を計画するためかもしれないとシンクタンクは指摘している。

民間の海洋調査プロジェクトを実施している中国船は、中国人民解放軍のためにデータを収集し、軍事作戦の計画に役立てようとしているようだと戦略国際問題研究所(CSIS)は最新調査で報告した。

調査の多くは西太平洋と南シナ海で行われているものの、中国の調査船はますますインド洋に注目するようになったとCSISは指摘している。

「インド洋における中国の調査は科学的、商業的取り組みに貢献する一方で、調査ミッションで収集されたデータには明らかに軍事的な(特に潜水艦の活動にとって)価値がある」。安全を確保するには、複雑な海底状況に関する信頼できる情報が必要だからだと、CSISは報告している。

中国の調査船は「過去4年間、世界中で数十万時間のオペレーション」を実施していたことが分かったと、CSISはAIデータ会社Windwardのデータを使って指摘した。
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そして、これらの調査船の多くが中国の「軍事関連施設」のある港に停泊するといった不審な行動を見せたり、中国政府や地政学的な目的と関連している可能性があることが分かったという。

また、多くの調査船がセンシティブな地域では「ダークモード」に入ったり、識別システムをオフにしていたという。

その上で、海底地形図の作成は中国の軍民融合戦略の一環で、この戦略の下では民間企業や民間研究を軍事目的で利用することができるとCSISは付け加えた。

インド洋は中国の「戦略的、経済的利益」にとって極めて重要な地域だと、CSISのシニアフェローで今回の報告書のとりまとめにも携わったマシュー・フナイオーレ(Matthew Funaiole)氏はワシントン・ポストに語った。

「中国はインド洋で活動する外洋海軍の創設を真剣に考えていて、研究と国家安全保障の境界線を曖昧にすることがその実現に役立つと考えている」とフナイオーレ氏は指摘している。

中国とインドの関係は悪化している。

アメリカ平和研究所(USIP)中国プログラムのフェローであるアンドリュー・スコーベル(Andrew Scobell)氏は10月、中国がインドは「中国の台頭を封じ込め、インド洋地域で存在感を増す中国に対抗するために他国と協力する」つもりだと考えていると指摘した。

ただ、中国は「インドを戦略地政学上、南アジアという箱に閉じ込め、蓋をしっかり閉めておきたい」ので、当面はインドとの「友好的」な関係を維持しようとするだろうとスコーベル氏は付け加えた。

AP通信によると、インドは中国の調査船の活動に対する懸念を強めていて、中国の船が密かに軍事目的で使用されているとの懸念から、スリランカに外国の調査船を一時的に入港禁止にするよう圧力をかけているという。
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